ホリスティックな視点を持つということ。

ホリスティックとは「全体的」「包括的」という意味です。
従来の医療が患部の治療にだけ焦点が当てられていたのに対し、体と心、さらには生活環境等、患者全体を対象として治療行為を行おうという考え方です。

「全体は部分の寄せ集めではない」という哲学的価値観を示す言葉です。

私たちの体は臓器を寄せ集めてできているわけではありません。

どんな療法でも、 “ホリスティックな視点” を持つことで、
「病気を治す」ではなく、
「病人を治す」ことが可能になります。

これらの治療法の根底にあるのは、陰陽五行説という、東洋医学の元になった古代中国の自然哲学です。